恋愛って錯覚?若者の恋愛離れはもったいない!恋愛をコントロールする方法って?
最近は若者の恋愛ばなれしていると、盛んにいわれていますね!
新成人で恋人がいるのはわずか24%(男性17・7%・女性31・7% 2014年楽天オーネット調べ)
今まで交際した事がない人が45・9%(男性52・8%・女性39・0% 2014年楽天オーネット)
恋愛感情を抱いたことない人が19%
交際相手が欲しいと思う人が62%(2000年には90%だったのが・・・減っています)
20歳で、恋人いる人が4分の1しかいなくて・・・交際経験がない人が半分もいて・・恋愛感情って何?って言う人が5分の1!・・・ふむふむ( ̄~ ̄
恋愛感情ってわかんないな・・・って言うのは、別にいいんです。経験に早いも遅いもないですからね。でも、交際相手が欲しいと思う人が減っているのが、なかなかのプロブレムですね!
(余談ですが独身者を調査するといつか結婚はしたいって人は男女ともに9割以上います)→記事coomingsoon
知り合いの20代前半の女子も、2年の大恋愛が終わりを告げ、仕事に夢中になったかと思えば・・・「なんだか最近、彼氏とか別にいらないかも・・と思ってきた」・・と/(^o^)\
「でたー!これが若者の恋愛離れか!」と思いました。(ただ単に仕事が楽しいだけだと思うのですけど)
恋愛に失敗はつきもの、初恋は実らないのがセオリー、それでも恋愛はやめられないし・・・恋愛で学ぶものは沢山あるっていう感覚をもっている人は昭和世代には多いのではないでしょうか。恋愛という欲求に対して、一生懸命求めて手に入れようと努力する。例え、結果がともなわなくても、人を急激に成長させる力があるのが恋愛である。
だけど、若い世代に言わせれば・・
でも、やっぱり失敗は怖い・・・強がって言っちゃうとめんどくさい。辛い経験があった。
そもそも、なんでも与えられているから、恋愛を求める欲求にも乏しい・・・・ということなんでしょう
「好きになった人に振り向いてもらえない」「何でこんな人好きになった・・・?」「付き合ったのに上手くいかない」・・・恋愛で辛い思いをしている人は沢山いますね。恋愛を苦しむものじゃなくて楽しむものにするために、まず、恋愛って何か考えてみましょう。
恋愛って何なの?
恋とは心の興奮。相手を求める気持ち。ドキドキする。熱しやすく冷めやすい。性的欲求を伴う。
愛とは、相手を深く思う気持ち。想像力。性的欲求は伴わない。
恋愛とは字のごとく、このイコールでない二つの感情が入り混じって相手を求める欲求ともいえます。恋が愛になることが多いのですが・・恋だけ冷めてしまうと・・・「恋愛感情がなくなった」となります.
科学的にはPEA(phenyl-ethylamine)というホルモンが分泌されて恋に落ちるといわれています。これを注射すると恋の虜にできるっていうから、「惚れ薬」って本当にあるんですね。主成分は覚せい剤と同じなので別名「脳内麻薬」と言われますが、この効果は同じ相手に対しては3~4年で完全に分泌されなくなるらしいのです。つまり、末長く同じ人と恋愛していくには、恋を愛に移行させればいいですね。
恋愛とは思い込み、そんな不確かなものではじまるけど、それで相手との繋がりが深くなれば愛に変わりやすいのです。
「恋愛は錯覚」って言うのは、よく言われていることです。私も、常々そう思います。
よくいうのが、欲求を満たされた時に一緒にいる相手に恋してしまうと、いうことです。食欲とか、性欲とかわかりやすいですね。
例えば、食欲が満たされた瞬間は幸せですね~。「食べてる時が一番幸せ!」なんて女子も沢山いるでしょう。その時に一緒にいた人を好きになってしまうことがよくあります。「女性を口説きたいなら飯に誘え」って言うのも理にかなっているんです。それも、美味しい食事なら尚更、効果が大きい。
例えば、性欲に関しても、Hをする前はそんなに好きでもなかったのだけど、Hを重ねるにつれて相手のことが猛烈に好きになってしまう。そんな経験は長年、恋愛相談にのってると良く耳にします。「Hしちゃうと情がでちゃう」と、皆さんよくおっしゃりますが、情じゃなくて恋愛しちゃってるんだろうなーと思います。「恋愛すべき相手じゃないと思っている、認めたくない」から情という言葉でちょっと抑えて表現してるだけなんですね。
欲が満たされた時に一緒にいる人を好きになってしまうんです。
よく言われる「つり橋効果」も、恋愛の錯覚のひとつです。
恋愛とは錯覚=相手を求める気持ち(欲望)の錯覚
①自分の好み・求めているものに出会った時に相手を求める
②相手のことを知りたいとおもった時に相手を求める
③この人と一緒にいると楽しいとおもった時に相手を求める
④さびしいときに一緒にいてくれた人を相手として求める
⑤周りと比べて自分の状態はいいと感じてる時一緒にいてくれた人を相手と求める
⑥運命的だとおもった妄想で相手を求める
・・などなど。
自分が居心地が良かったり、求めるものが手に入ったり、求めたかったり、気持ちいいーと思えるときに芽生えてしまう。
EPAだったり、錯覚だったり、とにかく、嘘か本当かわからない不確かなものが恋愛なんですね。それが良い結果をもたらす場合もあるし、悪い結果をもたらす場合もある。自分にとって恋している相手は唯一無二の存在に錯覚してしまうけど、長い人生をみればそんなものではない場合が多いです。
恋愛は、そんな不確かなもの・・。なので「こんなに好きになることは二度とない!」「こんな興奮はじめてだ!」とかいって、恋愛を美化してしまって、恋愛にだけ依存して行動してしまうと、その感覚が相手とズレた時に、苦しんだり、悩んだりしてしまいます。
恋愛でドツボにはまる人は、大体、恋愛を美化してしまうんですが・・・恋愛って、そんなもんなのです。
一度、恋愛して冷めた経験がある人は・・よくわかりますよね。
恋愛って何のメリットがあるの?
ココまでの話を聞くと
「えー、錯覚だったり、麻薬だったり・・恋愛ってめんどくせーじゃん。。。」
じゃ、いらないんじゃん・・・そんな不確かな感情に左右されたくないです。
恋愛なんてしないほうが安定なんじゃない?
っておもうかもしれません。
じゃ、なんで恋愛するのかって、メリットは2つあって
【1】欲求が満たそうとするための行動力、欲求が満たされたときの高揚感、それに付随して得るものが大きい。普段の生活で得られるものよりも大きい時が多い。
恋の力は大きいのです。普段できないことも相手のためなら、できてしまう・・そんなことありますよね。
【2】恋が愛に変わっていって、お互いに愛情が芽生えれば、結婚相手になりうる。唯一無二の生涯のパートナーを手に入れることが出来る。
結婚がメリットか?という問いは置いといて、恋愛や結婚をして幸せになっている人なら、そのメリットはよ~くわかると思います。(→記事:結婚ってメリットあるの?4つの視点から結婚を考える)
「人は一人では生きていけない」実際に生活の手助けになる物理的なメリットのほかに、「こんな自分でも、一生一緒にいてくれる人がいる」という安定感で自信がもてるという精神的メリットもあります。
「世の中には、男と女しかいないのに、恋愛の醍醐味を知らないなんて、人生半分損してる」
な~んていってる人、よくいます。
これを「凄いメリットだ!」と感じるのは、そういう「経験」しないとわからない。わからないってことは、経験として抜けているってだけです。文章じゃメリットはわからないけど、これは、経験したことある人にとって凄いメリットなんです。
でも、メリットが大きければ大きいほど・・「リスク」が伴いますね。それは、恋愛だけじゃなく、仕事でも生活でも何でも一緒です。
恋愛は「リスクがでかい」だからこそ、得るものが大きいのです。
結婚している人は落ち着いているとか、安定感あるとか言われるのは、荒波超えてきた証なんです。もちろん、そうじゃない人を否定するわけではありません。結婚しててもろくでもないって人もいれば、結婚してなくても素敵な人もいます。ただ、統計的にそういう人は多いってだけです。恋愛ばっかりして、ろくでもない恋愛狂になって迷惑かけまくってる人もいることは事実。
つまるところ、恋愛という「不安定だけど、高揚感があって幸福感がある麻薬みたいな荒波」を上手く漕いで脱することでメリット(愛情関係や教訓)が得られる。ここで間違ってしまうと難破してしまうってことですね。
なので、元々そんなに恋愛というものは高尚なものではないのだけれども、麻薬状態で素晴らしいものに感じるメリットと、乗り越えれば得るものが大きいメリットがあるという2重でお得なものが恋愛です。
恋愛コントロールする方法って??
・・・ここまで、読めば・・・「恋愛が愛情に変わっていく」状態が、一つの成功パターンだってのはわかりますね。この2重でお得な「恋愛」を、1重だけで終らせると苦しんだりしてしまいます。「いつまでも恋人気分」っていうのは妄想です。そんな興奮状態でいつまでもいたら疲れちゃいますから。実際、いつまでも恋人気分なイチャイチャ夫婦は沢山いますが、本当に好きあった時よりは大分落ち着いた愛情関係です。
ただ、相手と付き合えた、Hできた。っていうのは、恋愛の成功じゃない。
もちろん、それはスタートではあります。
だけど、必ず冷めていく恋愛という状態にきちんと向き合っていかなければ、いつかは終わりがきてしまいます。
恋愛という興奮状態を維持したいがために、駆け引きしてしまったり、ワガママいってしまったり、冷めた愛情状態に相手の気持ちを感じられないと思い込んで別れてしまったり・・・いつかは必ず冷めるものなのに、麻薬状態なので「冷めたくない」っていう強い思いが、恋愛している人の気を狂わせてしまう。さっき、言った「恋愛を美化」してしまう状態もこれですね。
だからといって・・・
「恋に落ちて麻薬状態になる自分をどうやってコントロールするんだよ、そんなのできたら苦労しねーよ」・・って思う人は多いと思います。
確かに、その状態にある時は難しい、でも、冷めかけた状態ならどうでしょう?大体、恋愛の問題は、どちらかが冷めた状態、冷めなければならない時に起きるのです。
他人をコントロールするのは出来ないが、自分を操縦するのは、他でもない自分です。
冷めるからこそできる、恋愛コントロール方法、恋愛の実態を知ってしまった今なら、自分の恋愛をコントロールできるのではないでしょうか。恋愛は単なる「欲求」であり「冷めるもの」であるから・・・。
恋愛のコントロール方法は、
意中の相手を探す段階(そもそも、好きな人ができない・・・etc)
付き合うまでの段階 (好きになった人に振り向いてもらえない・・・etc)
付き合ったあとの段階(何でこんな人好きになった?付き合ったのに上手くいかない・etc)
・・・段階によって色々あります。具体的なことは・・・あとで語るとして(→coomingsoon)
基本としては
「本当に自分が求めているものは何か」と考えることが手助けになります。
恋愛は相手を求める気持ち(欲望)の錯覚であると述べました。刹那的にその時欲するものではなく、長い人生・・・自分として本当に何が必要なのか?を考える。
人によって求めるものは様々です。
私の知人でも「若くて可愛い女の子がいい」といって色々な人と付き合っても上手く行かない人がいました。ただ、いろいろカウンセリングをしていくと、「尊敬できる人」が自分の求めている人だと知ります。そうなると、顔や年齢で選ばなくなるのです。
相手の顔が好みであれば相手が何をしても許してしまう人は、好きな容姿を見ているのが生きがいで、それが本当に求めるものなのでしょう。
浮気されて苦い経験があるなら絶対浮気しない人っていうのが本当に求めるものなのかもしれません。
例えば・・・
①自分の好み・求めているものに出会った時
好みの顔に出会ったときに惚れてしまう。好みの声に出会ったときに惚れてしまう。でも、それは本当に自分が必要なものか?を問う
②相手のことを知りたいとおもった時
この知的欲求については、どんどん開放して相手のことを知るのがいいと思います。満たされた瞬間冷めるか盛り上がるかするでしょう
③この人と一緒にいると楽しいとおもった時
一緒にいて楽しい人とは一緒にいていいと思います、ただ、楽だと成長しなくてつまらないって人もいます。自分が求めているものは、安らぎか、成長か・・・考えましょう
④さびしいときに一緒にいてくれた人
寂しさを埋めることが自分の生きがいかどうか大事なことかどうか考えよう・・それは刹那的なものでないか?一時的な寂しさなだけではないか?
⑤周りと比べて自分の状態はいいと感じてる時一緒にいてくれた人
人と比べていいなぁって思う状態が自分を満たしてくれるなら、それもいいかもしれない。
本当に様々なので、例えようがいくらもあるので、ここらへんに・・・。
こういう問いを「冷めかけているとき」「冷めなきゃいけないとき」にしてみます。
実際に、だからといって上手く恋愛ができるわけではないのですが、次に好きになる人の属性が変わりますね。そうやって自分を知って、求めるものを知り、それを得ることで、迷わない大人の恋愛ができていくようになります。
本当に求めているものが分かった時、刹那的に求める欲望は2番3番・・どうでもよくなります。
冷静になるってことですね。
何で?どうして上手くいかないんだろう?と思ったときに、ちょっと考えてみてください。
これは、もう、自己分析の作業ですが・・・恋愛だけでなくて、仕事にも何でも生かせます。
本当に求めているものを与えてくれる相手・・・には、深い段階で愛情を感じざるを得ない。
上手く恋愛をコントロールして、恋愛から愛情を生み出していきたいですね。
恋愛には様々な形がありますから、これは一つの成功パターンですが、多くの人が経験するものなので、上手くいかない人は参考になるのではないかと思います。
具体的なことは、次回以降・・・そのうち書いていこうかと思います。今回は、ほんの触りで基本になるところです。